Aestheticism

KAMIJO/Versailles/映画

Aestheticism Omen 考察・前編 [KAMIJO]

バッタバタしてるうちにもう地方公演終わっちゃったよ、Aestheticism Omen!
ストーリーレビューも後半進んでないけど遂に発売されたヴィジュアル系セミヌードツアーパンフレット。本編中KAMIJO自身のナビゲートの正解がここに!!!


自他共に認めてしまう耽美写真他、話題の脚出し半裸だとかまぁ載ってるんだけど最早そんな事はどうでもいい!!!!
ストヲタとしてはたまらない逸品!ツアーパンフレットなんてあんまり読み返さないけどこれは2冊目行くか?ってレベル。
写真はふつうに美しい。久し振りに御値段以上でした。

ツアーの後半でぶっこんできたセミヌードパンフレットといい、後半で変えて来たセトリも大阪のセトリは本当に良かった!!
既存曲ツアーじゃん!っていいながらめっちゃ楽しんだし、楽しかったし、楽しかった。

福岡北海道いけなかったのが悔やまれる。






関連記事
aestheticism.hatenadiary.com

aestheticism.hatenadiary.com





*以降ツアー考察(ネタバレ含)






Aestheticism = 耽美主義

ルイ17世が提唱する耽美主義”とは “道徳や倫理に囚われず美しいもの、美しいと思える力を素直に選択して行く” 主義。
例えヒトの道を外れ、それが世間一般の規範を破り、非常識と見なされても「この力こそ美であるが故 手法さえ厭わない」。
Versaillesは「永遠は美である薔薇の末裔(ヴァンパイア)」vs「死を最高の価値とする人間達」の派閥争いだったが、ソロとして次に掲げるコンセプトは「耽美主義者」vs「人間」の最も、限りない根本対決。

Versaillesで提唱して来た「耽美派」の小難しい事を排除して完全に美を追求し悪魔的にパワーアップして帰って来た、みたいなイメージ。







新エネルギーの誕生

200年前のフランスでなんやかんやあって無事現代に生き延びたルイちゃんは「人間の血液で発電する」研究に目を付け訪日、
自らの“特別な血”を使い実験を行うと一滴で数百万Wの発電に成功。

ツアー中書いてたレポで「え!?血で発電すんの!?一滴で100万V!?ぴかちゅう??!」なんて誤解してたけどインパクト強過ぎ。これツアーパンフ出さなかったら「あ〜ついに電力会社に手出したか」みたいな謎の誤解をされたままだったのでは…と勝手な心配。
人工臓器を動かすんだってさ、よく考えるよね。


因みに特別な血(ドヤ は「パパとママの純血フランス王家」である事の誇りらしい。ルイ17世と名乗る事も出来なかった反動?
この流れからするとAestheticism Omenはやっぱり七楽章前かな。血流れてるし、ムーランルージュやそこらで遊び倒してる頃では?
あ、でもDNA鑑定が…なんかもうよくわからん。







墓石の前で祈る老婆

かくして新エネルギーの実験に成功したルイちゃん、続いての舞台は10年後の2015年。この頃になると“ヒトの血を使った新エネルギー事業”も起動に乗っている様子。同時に世の中では“遺体が消える事件”が多発。

4年前に亡くなった夫(父)の命日に墓参りに訪れた親子の描写は“ルイが着目した新エネルギー”と“遺体が消える事件”を繋ぐ重要なポイント。

今回の耽美主義者vs人間の超重要人物のこの息子、実にヒトらしくて、いいなぁ〜
苦しみや迷いを自らで次第に肯定し、ヒトとしての倫理に反するものを否定してしまう、実に人間らしいなぁ〜いいなぁ〜

今後も出てくるのかな?








満月のアダージョ

時代は2015年から4年前の2011年に巻き戻る。ルイがタンプル塔から連れ出された夜と同じ満月の夜、墓参りに訪れていた親子の夫であり父である遺体が消える事件が発生。
死を受け入れたばかりの親子には残酷すぎる“仕打ち”?


十分すぎる月明かりが瞬きをした。複雑なレースの柄のように主役を出し惜しみする雲の壁。不気味なほどに美しく仕組まれた演出を目撃する者は残念ながら一匹の蝙蝠を除いては誰一人としていなかった。

二本の針が揃って空を見上げる。棺に父の遺体を寝かせた後、真夜中に鳴り響く音を数えながらリビングを離れた。テラスに立つ母の肩を抱くと父の愛が月灯りとなって二人に降り注ぐ。

(KAMIJO JAPAN TOUR 2016 “Aestheticism Omen”より)



ツアーでは物語の導入がKaya、実質のナビゲーターはKAMIJOで、ツアー前半はこのナレーションが流れてて ここが好きすぎてここに集中してた、もう後半は集中切れてたし新しくなってたけど、これほんとよい。


月明かりが瞬き!?

複雑なレースの柄の様な曇!??

月明かりが父の愛となって二人に降り注ぐ?!!!?


耽美、いや、KAMIJO最高だなって。言葉のセンスに磨きがかかってる。
最近のKAMIJOを見てると友人がよく言う「語彙」なんて消え失せるレベルで かっこいい!最高!しか出て来ない、もうだめだ。






耽美主義って個人的には狭い世界、限られた閉鎖空間の中で美しいモノに傾倒し、ソレこそを至上の美、と思うことも一つの価値観だと思う。
だからこうしてここにつらつらKAMIJOが描いてる物語に耽溺して考察するのも一つの耽美主義なのかな〜って勝手に言って勝手に楽しいのですよ。




ある意味フェチズムだよね、こういうのも

.categories a{ display: inline-block; float: none; margin-right: 0; }